モウズイカ(毛蕊花)

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クロモウズイカ(2016年6月22日)

モウズイカ(毛蕊花)の和名は雄蕊(ずい、しべ)に毛が密集していることによります(↓の写真を見て下さい)。クロモウズイカは雄しべの毛が黒っぽい色なので付けられた名です。モウズイカ属(Verbascum 属)は古くは欧米で伝統医療に用いられてきたのですが、最近では園芸用に作られて、花の色も白、ピンク、紫などさまざまで、園芸ではバーバスカムと呼ばれることも多いようです。草丈も大きいものでは2mにも達し、存在感があります。




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毛蕊花の名前の由来になった雄蕊の毛

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シロバナモウズイカ。北海道で、川辺に帰化している植物を見つけた人がエサシソウ(江差草)という名前を付けています。

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ビロードモウズイカ(北杜市の道端にて)

モウズイカ属でもっともポピュラーなのはビロードモウズイカ(葉は毛が密集しているので白っぽく、ビロード状の感触がある)で、欧米では古くから伝統医療に於いて呼吸器系の病気や肌の外用薬に用いたり、毒流し漁の魚毒として使われて来ました。日本には明治時代に観賞用には入ってきましたが、今では全国各地の道端などに見られ、好ましくない外来植物として嫌われています。というわけで、当ガーデンにはありません。







by lindenbaum_s | 2016-06-25 01:08 | 6月の庭